ICLを選ぶならどこ？地域別おすすめクリニック一覧（北海道・関東・中部・関西・九州）

本日は、全国でICLを受けられるクリニックについてご紹介します。

ICLを受ける上で重要なポイントの一つは、「どのクリニックでICLを受けるか」という点ではないでしょうか。

ICLは執刀医の技術が必要な眼内手術。技術によって手術直後の快適さが違うと言われています。

実際、私たちもICLを受けよう！と決めてからクリニックを選ぶまでに相当の時間がかかりました。

本記事を読むことでクリニック選びのポイントが分かり、選ぶ際の参考になると思います。

地域別の詳細記事は別記事にまとめたいと思いますので、最後まで見ていってくださいね！

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ICLを受けられるクリニック（国内全体）

実際にICLを経験した立場として大切にした基準は、①症例数や実績と ➁料金設定です。

安全を第一に、でも料金も抑えたい。私がそうであったように、このようなポイントで選びました。

今回調査した対象は全国で135件です。プログラミングを使ってデータを抽出し、地図上にマップさせ、その中からおすすめのクリニックを挙げました。交通の便も含め参考になるかと思います。

エリアは北海道、関東、中部、関西、九州に分けています。

調べて感じたのは全国展開しているクリニックの強さです。ICLを受けた立場で改めてHPを見ると、ホームページの見やすさはもちろん、料金設定や医師の経験、クリニックの症例数などの情報開示の量や透明性など、複数の点から優れていました。

これら２つの全国展開するクリニックはホームページも丁寧で、リスクや医師の経験についてもしっかりと書かれていますので参考にしてくださいね！

今回は、確認できる情報と実績や料金設定を中心に、エリア別におすすめのクリニックを紹介したいと思います。

確認できる症例数として、手術工程が似ている白内障の症例数も参考にしています。

北海道のおすすめクリニック

北海道は札幌を中心にクリニックが点在します。その中でもおすすめは次の2つのクリニックです。

クリニック名	住所	料金設定	症例数
品川近視クリニック	札幌市中央区	46万円 （乱視なし）	年間約1,000件 （札幌院単体のICLの症例数）
札幌かとう眼科	札幌市東区	66万円 （乱視問わず）	約2,400件 （※グループ全体の白内障実績）

札幌エリアでのおすすめは品川近視クリニック。

リーズナブルな価格帯であるうえに、クリニックごとの症例数も開示しています。

＼ 検査費用は全て無料！ ／

札幌かとう眼科も十分な症例数を持っていることに加え、相対的に魅力的な料金設定となっています。乱視の有無にかかわらずレンズ代が変わらないことも特徴です。

一方で品川近視クリニックは段階的に料金が上がります。視力が-5D以上（+7.7万円）でかつ乱視がある場合（+10万円）、料金は63.7万円になります。

とはいえ品川近視クリニックは紹介による2-3万円の割引を受ける事ができます。その分を加味すればやはり金額的には品川近視クリニックが強いと言えるでしょう。

詳細を比較した記事はこちらをご覧ください。

東北地方のクリニック数は限定的で高めの価格帯

東北エリアでICLを受けられるクリニックは限られており、選ぶほどのクリニック数もないようです。

クリニック名	住所	料金設定	症例数
佐藤裕也眼科医院	宮城県仙台市	77万円	白内障は年間約1,300件 ICLは2019年までで累計514件
ASUCA ｱｲｸﾘﾆｯｸ仙台ﾏｰｸﾜﾝ	宮城県仙台市	76万円 （乱視なし）	白内障手術・網膜硝子体手術を専門とし、 累計数万件の手術経験ありとの記載
東新潟まやま眼科	新潟県新潟市	70万円 （乱視なし）	白内障手術332件、ICL54件（2021年単年）
石田眼科医院	新潟県上越市	68万円	年間1,400件の白内障手術実績
ｱｲｹｱｸﾘﾆｯｸ 福島院	福島県福島市	70万円 （乱視なし）	年間2,000件の白内障手術実績（グループ全体）

「エキスパートインストラクター」を保有する医師は2022年時点で国内で10名のみ。エキスパートインストラクターについてはこちらの記事でも紹介していますので参考にしてくださいね。

首都圏のクリニックと比較すると、全体的に料金が高くなっている印象です。数が少なく競争が少ないからなのでしょうか。

例えば先ほど例に挙げた「品川近視クリニック」であれば、乱視なしで両目46万円から受けられます。立地も東京駅の隣と交通の便もよく、東北地方・関東圏であれば新幹線で東京に来てもトータルで安くなるため、これらの選択肢も候補になるかもしれませんね。

体験談も参考に！

首都圏のおすすめクリニック

続いては首都圏のクリニックです。首都圏はやはりクリニック数も多いことから、各クリニックが様々な点から差別化を図っています。

• 価格
• サービス（アフターケア、保証期間、初回検査無料など）
• 症例数、医師の実績など積極的な情報開示

これらの点を踏まえおすすめのクリニックをピックアップしてみました。

クリニック名	駅	料金設定	症例数
品川近視クリニック	有楽町	46万円から （乱視なし）	ICLで毎月600-700件 （東京院単体）
アイクリニック東京サピアタワー	東京	73万円から （乱視なし）	・北澤医師はエキスパートインストラクターの資格保有 ・北澤医師だけでICL累計1万件、白内障累計2.5万件以上の経験あり
先進会眼科	新宿	45.1万円から （乱視なし）	ICL累計5,000件 （東京・大阪・福岡合計）
新宿近視クリニック	新宿	46万円から （乱視なし）	ICL累計2,647件 （2020年12月時点）
山王病院	青山 一丁目	77万円から （乱視なし）	・清水医師はエキスパートインストラクターの資格保有 ・ICLは1997年から実績あり
めじろ安田眼科	目白	68万円 （乱視問わず）	安田医師はエキスパートインストラクターの資格保有
ふくおか眼科 クリニック中野	中野	69.3万円 （乱視問わず）	福岡医師はエキスパートインストラクターの資格保有

品川近視クリニックに加え、先進会眼科と新宿近視クリニックは初回検査が無料で、かつ料金体系も都内最安の水準です。ICLの症例数もそれぞれ5,000件、2,500件以上ありました。

迷っているならまずは適用検査を無料で受けておく選択も。検査結果は3カ月有効！

アイクリニック東京に加え、山王病院、めじろ安田眼科、ふくおか眼科クリニック中野は国内に10人しかいない「エキスパートインストラクター」の資格を持つ医師が在籍しています。

この資格を持つには十分な実績が必要となりますので、医師の技術も信頼できるものになるはずです。

エキスパートインストラクターについての詳細はこちら！

中部エリアのおすすめクリニック

続いては中部エリアです。

中部エリアでICLを受けられるクリニックは名古屋市を中心に存在しています。静岡や岐阜在住の方は名古屋でICLを受ける方法が主な選択肢となりそうです。

おすすめのクリニックは以下の通りです。

クリニック名	駅	料金設定	症例数
品川近視クリニック	名古屋駅	46万円から （乱視なし）	ICLで毎月200件弱 （名古屋院単体）
名古屋 アイクリニック	金山駅	77万円から （乱視なし）	ICL約4,000眼、白内障累計約3万眼 （2022年5月時点）

名古屋アイクリニックや中京眼科にも「エキスパートインストラクター」の資格を持つ医師が存在しますが、両院とも乱視なしで77-78万円の費用となっている点がネックになるかもしれません。

中部エリアのクリニックについてはこちらの記事で詳細をご紹介しています。

関西エリアのおすすめクリニック

関西は中部エリアよりも広範囲に、かつクリニック数も多く存在します。

こちらも全国展開しているクリニックに加え、関西唯一のエキスパートインストラクターが在籍するクリニックも存在します。

特徴的なのは、全国展開していないクリニックでも中部エリアや東北エリアと比べて料金が魅力的なクリニックが多いことでした。

大阪駅・梅田駅周辺にはおすすめのクリニックが3つ並んでいます。

クリニック名	駅	料金設定	症例数
品川近視クリニック	JR福島駅 地下鉄西梅田駅	46万円から （乱視なし）	ICLで毎月約100件前後 （梅田院単体）
先進会眼科	JR大阪駅 阪急梅田駅	45.1万円から （乱視なし）	ICL累計5,000件 （東京・大阪・福岡合計）
フジモト眼科	天神橋筋 六丁目駅	60万円 （乱視なし）	・ICL手術…約200件／年 ・白内障など眼内手術 … 約800件／年 ・藤本医師はエキスパートインストラクターの資格保有

フジモト眼科は品川近視クリニックや先進会眼科より価格は15万円ほど高いですが、関西で唯一のエキスパートインストラクターが在籍しているクリニックです。

品川近視クリニックと先進会眼科は料金やサービスに大きな違いは見られませんが、レンズの発注代金は品川近視クリニックが19万円である一方、先進会眼科は3万円となっています。合計の支払いは変わらないため、大きな影響はありません。ただし2，3回にわたる支払いが年をまたぐと医療費控除で損をしますので、途中の支払いも安いことに越したことはありません。

品川近視クリニックと先進会眼科の違いをまとめました！

内容	品川近視クリニック	先進会眼科	コメント
基本料金	46万円（税込）	46万円（税込）	–
追加料金（度数）	-5D以上は+7.7万円	-3D以上は+12万円	先進会眼科は以前は-5D以上で+7.7万円だったため料金は大幅に上昇。
追加料金（乱視）	+両目10万円	+13.2万円	–
レンズ発注費	19万円	3万円	キャンセルや２度にわたる支払いが年をまたぐ時に有利になる。
割引制度	あり 2-3万円	あり 2万円	–
エキスパートインストラクターの有無	不在	不在	–

また、レンズ発注後の手術のキャンセルは返金がされません。これらの点においては先進会眼科の方が金額的な安心材料となるかもしれません。

医療費控除についてはこちらの記事も参考にしてくださいね。

クーポンより影響が大きいので、まずはこちらをチェック！

兵庫県エリア

関西の西側にもいくつか料金的に魅力的なクリニックが抽出されましたのでご紹介します。

中部エリアとは異なり、60万円台のクリニックも多数見つかりました。

クリニック名	駅名	料金設定	症例数
ﾚｲ眼科ｸﾘﾆｯｸ	神戸市中央区・ 三宮駅	66万円から （乱視なし）	院長の松本医師は 白内障・ICLで累計1万眼以上の執刀経験あり
松原眼科ｸﾘﾆｯｸ	神戸市東灘区・ 住吉駅	60万円から （乱視なし）	クリニックの累計白内障手術は約9,000件
ｻﾄｳ眼科	西宮市西宮駅	56万円から （乱視なし）	症例数は不明 週に3日は手術を実施
和田眼科	西宮市今津駅	66万円から （乱視なし）	白内障手術 660件（2021年単年） ICL手術 112件（2021年単年）

九州エリアのおすすめクリニック

九州のクリニックはそこまで多くはありませんが、全国展開するクリニックの存在感が強いです。

クリニック名	駅名	料金設定	症例数
品川近視クリニック	福岡天神駅	46万円から （乱視なし）	ICLで毎月約200件前後 （福岡院単体）
先進会眼科	福岡天神駅	46万円から （乱視なし）	ICL累計5,000件 （東京・大阪・福岡合計）

これらに加え、福岡県飯塚市には先進会眼科と同系列の「岡眼科」もあり、こちらも料金設定は先進会眼科と同じになっています。交通の便が良い方はこちらもおすすめのクリニックになります。

地図に掲載の博多みずき眼科は白内障で1万件以上の実績がありますが、ICLの費用などの記載がありませんでした。このような点ももったいないと思います…。

まとめ

本日はICLを受けられるクリニックを地域別にご紹介しました。

データを調べて感じたことはやはり全国展開するクリニックは強いということ。

価格を抑えて集客ができ、その結果、症例数や医師の経験も増えていくというプラスの効果があるように思います。

気になる方は各クリニックのホームページも参考にしてみてくださいね。

存在感のあったクリニックは2つ！検査は無料です！

品川近視クリニック　（北海道・東京・名古屋・梅田・福岡）

先進会眼科 （東京・大阪・福岡）