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結婚前?妊活前?産後?──ICLを受けるベストタイミングと、妊娠・出産まわりの不安

朝起きて、まずメガネを探す。

ないととっても焦ります…!

旅行の荷造りのケアグッズの多さ。。。


…このわずらわしさから解放されたい…!
そう思って、ICL(眼内コンタクトレンズ)を調べ始めた方が立ち止まるのが「でも、これから妊娠・出産があるけど大丈夫なの?」という壁かもしれません。



私の場合は出産後にICLを検討しましたが、情報を調べやすくなっている今は早い段階でICLを検討されている方も多いのではと思います。
この記事では、20代後半〜30代前半という、まさにライフイベントが重なる時期の方が持っていると思われる、ICLの不安について一つずつ見ていきたいと思います!
※本記事は一般的な情報をまとめたものであり、個別の診断・治療方針を示すものではありません。適応の可否、費用、術後の生活制限はクリニックや個人の目の状態によって異なります。必ず眼科専門医の診察とカウンセリングを受けたうえでご判断ください。妊娠・出産に関する事項は、眼科医と産婦人科医の双方にご相談ください。



本記事は、専門家のHPの記載を引用したうえで気になるポイントをまとめた記事になります。
私たち夫婦はそれぞれ別のクリニックでICLを受けました。また、セカンドオピニオンとしてさらに別のクリニックでも検査を受けています。
実体験から3つのクリニックを同じ目線で比較できたことで、現在はICLに関するクリニック比較など、ICLを中心としたQOLを高める情報を発信しています。



品川近視クリニック



私はアイクリニック東京で受けました。品川近視クリニックと比べると価格は少し高めですが、事前の口コミで丁寧な対応だったということや、有名な北澤先生にお願いしたかったということで選びました。
\検査費用は無料! /
\ 2022年には分院もオープン /
そもそもICLとは?レーシックとどう違う?
ICLは、角膜と水晶体のあいだに眼内コンタクトレンズを挿入し、目に入る光の屈折を調整することで視力を矯正する治療法です。挿入したレンズは基本的に交換不要で、メンテナンスもいりません。 (参考:先進会眼科)
レーシックとの最大の違いは「角膜を削らないこと」。
角膜を削らない手術のため、万一の場合はレンズを摘出して元の状態に戻せるという点が、将来の選択肢を残しておきたい世代には大きな安心材料になります。 (参考:吉田眼科)
手術そのものは、点眼麻酔をして角膜を3mmほど切開し、折りたたんだレンズを挿入して位置を調整するだけで、15分ほどで終了します。切開範囲は小さく、切開部は自然に治ります。



時間は短く痛みもありませんでしたが、やはり目を切開するときは怖かったです…!
不安① 妊娠中・授乳中にICLは受けられる?
結論:受けられません。 これは多くのクリニックで共通の方針です。
アイクリニック東京によると、理由は大きく2つ。(参考ページはこちら: アイクリニック東京)
① 妊娠中・授乳中はホルモンバランスの変化によって見え方が変わる可能性
➁ 術前・術後に使う抗菌剤やステロイドなどの点眼薬が、胎児や乳児に影響を及ぼす可能性



「せっかく決心したのに」と思われるかもしれませんが、ICLはオーダーメイドレンズ。一生使う度数を、一時的にブレている数値で決めてしまうのはもったいないと思います。
いつから受けられる?
たとえば上記例で挙げたアイクリニック東京は、断乳後3ヶ月を経過してから適応検査の予約を受け付けていました。
目安として「断乳から約3ヶ月」を頭に入れておくとスケジュールが立てやすくなります。 (参考ページはこちら:アイクリニック東京)
不安② ICLを入れた後に妊娠・出産しても大丈夫?
出産時にいきんだら、レンズがずれない?
ICLレンズは虹彩と水晶体の間に固定されるため、強い衝撃に対しても安全で、よほど強い衝撃でなければズレることはまずありません。
またソフトコンタクトレンズのような柔軟な素材でできているため、目の中で割れる心配もありません。 (参考:先進会眼科「目の中でICLレンズがズレたり割れたりしませんか?」)



ただし、妊娠が分かった時点でICLを受けていることは伝えましょう。
妊娠中に視力が変わったら?
妊娠中はホルモンの影響で一時的に見え方が変化することがありますが、多くは産後に戻ります。(参考:たける眼科)
気になる場合は自己判断せず、眼科を受診してください。
不安③ 結婚前・妊活前・産後──ベストタイミングはいつ?



3つのパターンで整理します!
パターンA|結婚・妊活の前に受ける
最もおすすめできるタイミングです。
- 結婚式やハネムーンを裸眼で迎えられる(写真映え、リゾートでの海・プールが圧倒的にラク)
- 妊娠前に済ませておけば、点眼薬の心配が一切ない
- 「若いうちに受けるほど、裸眼で過ごせる年数が長い」=費用対効果が高い
注意点は、手術から妊娠までに一定期間を空けること。
術後は2〜3ヶ月間、点眼を続けるのが一般的です。
妊活のスケジュールから逆算し、遅くとも妊活開始の3〜4ヶ月前には手術を終えておくイメージを持つと安心です。



カウンセリングでも「〇月から妊活予定です」と率直に伝えてください。


パターンB|妊娠中に検討している
残念ながら手術は受けられませんが、この期間は「情報収集とクリニック選び」に最適です。



カウンセリング自体は受けられるクリニックも多いので、産後の計画を立てておきましょう。






パターンC|産後・授乳終了後に受ける
育児中こそ「メガネが子どもに引っ張られる」「夜中の授乳でコンタクトが入っていない」という不便さを痛感する時期。
ICLの恩恵を最も実感しやすいタイミングでもあります。
ただし現実的なハードルはスケジュール確保です。
手術当日と翌日の検診、その後の複数回の通院が必要なので、パートナーや家族に預ける日をあらかじめ押さえておきましょう。



「第一子と第二子の間」「職場復帰の直前」を狙うのもありかと思います。
リモートワークも広がってきて、以前よりも受けやすくなりました。


不安④ 費用は?医療費控除は使える?
相場
ICLの費用相場は両目で45万円〜70万円程度(自由診療)。
大手の近視矯正クリニックでは45万〜55万円前後、大学病院や専門眼科では60万〜70万円前後となるケースが一般的です。
乱視の有無や近視の度数によっても変わります。度数の強いものや乱視矯正が必要な場合は、費用が高くなる傾向があります。



このブログのICLのトップページに、大手クリニックや有名な執刀医が在籍するクリニックを掲載しています。料金も記載していますのでご参考にしてくださいね。
医療費控除で戻ってくる
ここは見落としがちな重要ポイントです。
ICLは健康保険の適用外で自由診療ですが、確定申告を行うことで医療費控除の対象となり、税金の還付を受けられる可能性があります。一方、高額療養費制度は対象外です。(参考: 先進会眼科)
医療費控除の対象となるのは手術費用そのものだけではありません。事前の適応検査費用、術後の定期検診費用、処方される点眼薬代なども対象に含まれます。 (参考:先進会眼科)
計算式はシンプルで、(1年間に負担した医療費の総額 − 民間保険などの給付金)− 10万円 ※所得金額が200万円以下の場合は10万円ではなく総所得×5%が控除額。還付額は「控除額 × (所得税率+住民税率10%)」です。 (参考:新宿近視クリニック)
医療費控除を活用すれば、実質5万〜15万円程度の還付を受けられるケースもあります。



実際、私たちもひとり10万円以上の還付が受けられました。
- 領収書は必ず保管(確定申告に必要)
- 会社の年末調整では処理されない。自分で確定申告が必要
- 出産のあった年は、妊婦健診・分娩費用と合算できる可能性がある。家族全員分の医療費をまとめて申告すると、還付額が大きくなることがあります
- 共働きの場合、所得税率の高い方が申告した方が還付額は大きくなります
コンタクトとの生涯コスト比較
たとえば1日使い捨てコンタクトを年間6〜8万円使っている場合、10年で60〜80万円。
さらにケア用品、メガネの買い替え、眼科受診費が上乗せされます。
20代後半で受ければ、単純なコストだけでも十分に回収可能な計算になります。
不安⑤ 後悔しない?デメリットとリスクは?



リスクについては専門家のHPを参考に記載します。
ハロー・グレア
夜間、光の周りに輪が見えたり、ギラついて見えたりする現象です。
現在のレンズはハロー・グレアが抑制されるモデルとなっていますが、術後一定数感じる方もいます。多くの場合、術後の時間経過とともに視力が安定し、徐々に感じなくなっていきます。 (参考:吉田眼科)
ハローやグレア、光の輪は1か月から3か月も経つと現象は軽減し、脳の順応も合わせてほとんどの方が気にならなくなるようです。夜間の運転が多い方は要相談です。(参考: アイクリニック東京)



実際、私たち夫婦もはじめは光の輪が見えたり、急に明るい光源を見ると気づくことがありますが、日常生活で気になる事はありませんでした。
感染症
ICLの感染症のリスクは約1/6000件の確率とのこと。
当日のシャワーが禁止なクリニックもあります。
内眼手術なのでレーシック以上に術前後の点眼薬や生活制限をしっかり守る必要があります。 (参考:アイクリニック東京)



手術なのでリスクはゼロではありません。検査前には必ず医師にリスクについて相談しましょう。
緑内障・白内障・角膜内皮細胞
過去に指摘されていたリスクの多くは、レンズの進化で大きく改善されています。
以前のICLレンズでは房水(※眼球の中を満たしている無色透明な液体です)の流れをレンズが妨げ、眼圧上昇や緑内障を発症するリスクが低確率であったようです。
現在はホールICLといって、レンズの中央に小さな穴があけられ、房水の流れを確保できるようになったため、これらの問題は解消されています。 (参考:吉田眼科)



山王病院の清水先生はこのホールICLを開発した方です。(参考:Forbes Japan インタビュー記事)
このことを知って、当時山王病院でもカウンセリングを受けました!


とはいえ、ハロー・グレア、眼圧の上昇、レンズの偏位・回旋、白内障、緑内障、虹彩炎、角膜内皮細胞の減少などが術後合併症として報告されています。(参考:吉田眼科)



私も手術後に眼圧が高くなり、追加で処置をしました。
(麻酔でよく分からなかったのですが、たぶん注射を打ったと思います。)
確率は低くても、ゼロではないという事実は受け止めておきましょう。
不安⑥ 手術までのスケジュールと、何日休めばいい?
「思い立ってすぐ受けられる」手術ではあく、逆算が必要です。
全体の流れ
① コンタクトの装用中止
検査前にはコンタクトレンズの装用中止期間があり、ソフトコンタクトは検査3日前、乱視用は1週間前、ハードコンタクトは2週間前から装用できません。この期間はメガネ生活になるので、仕事の予定を考慮してください。
② 適応検査
眼圧や屈折値などを検査し、レンズのサイズや度数を決定します。
③ レンズの取り寄せ
レンズの取り寄せにかかる期間は2週間〜1か月ほど。在庫があればすぐに連絡が来ますし、なければ取り寄せることになります。ここは待つしかありません。
④ 手術(片目約15分)
⑤ 術後の経過
術後はぼやけたような見え方になりますが、当日の夜〜翌日の朝には見えるようになりました。術後より点眼治療が必要です。
⑥ 定期検診
翌日検診は必須。その後、数日後・1週間後・1ヶ月後…と続きます。
逆算すると大体2-3カ月
検査の予約 →(中止期間)→ 検査 →(2週間〜1ヶ月)→ 手術
思い立ってから手術まで、最低でも1〜2ヶ月は見ておく必要があります。結婚式やハネムーン、妊活開始に合わせたい方は、さらに余裕を持って3-4ヶ月前から動き始めるのが現実的です。
仕事・メイク・運動の再開
日帰り手術ですが、当日と翌日(検診)は確実に予定を空けてください。
洗顔・アイメイク・激しい運動・温泉やプール・ヘアカラーなどには段階的な制限があり、クリニックによって指示が異なります。
特にアイメイクの再開時期は気になるところなので、カウンセリング時に「いつから何ができるか」の一覧をもらっておくと予定が立てやすくなります。
不安⑦ 老眼になったら無駄になる?将来の白内障手術は?
年齢の適応
日本眼科学会の屈折矯正手術ガイドラインでは、原則として21歳以上が適応とされています。
21歳未満で近視が進行する可能性があるためです。 (参考:品川近視クリニック)
上限については、40〜50歳を過ぎると白内障や緑内障などの疾患が発生しやすくなるため、水晶体の加齢変化を考慮して、ガイドラインでは原則45歳までの上限が定められています。 (参考:新宿近視クリニック)
20代後半〜30代前半は、適応年齢のど真ん中。



視力の進行もなくなり、40代までまだ時間があるベストなタイミングと思います!
老眼はどうなる?
ICLは虹彩と水晶体の間にレンズを挿入して近視や乱視を矯正するもので、硬くなった水晶体を治療するものではないため、老眼の治療は基本的にできません。
ICLで近視・乱視を矯正した場合でも、近くを見るときには老眼鏡が必要になることがあります。 (参考:新宿近視クリニック)



ただ、これはコンタクトを使い続けた場合も同じですね。
むしろ早めに受ける事で裸眼で過ごせる期間も長くなりますので、経済的なメリットは大きくはなります。
白内障になったら?
白内障の手術が増え始めるのは50代後半から。
ICLをしている場合は、白内障手術のためにICLレンズの取り外しが必要になる可能性を考慮する必要があります。 (参考:新宿近視クリニック)
ただしこれは「白内障手術ができなくなる」という意味ではありません。
レンズを摘出したうえで、通常どおり白内障手術を受けられます。
ICLは必要があればレンズを取り出すことができるので、元の状態に回復できるのが、角膜を削るレーシックとの決定的な違いです。
クリニック選びで見るべき5つのポイント
価格だけで選ぶと後悔します。以下をチェックしてください。
- 執刀医のICL症例数とライセンス(ICLには術者認定制度があります)
- アフターケアの保証期間と内容──価格差は技術の質というよりアフターケア期間の違いによることが多い。「定期検診は何年無料か」「近視が進行した場合の再手術保証はあるか」を必ず確認
- 検査機器(前眼部OCTなど、レンズサイズを精密に決める設備があるか)
- デメリットをきちんと説明してくれるか──メリットしか語らないカウンセリングは要注意
- ライフプランを相談できるか──「妊活を控えている」「授乳を終えたばかり」と伝えたときに、具体的なスケジュールを一緒に組んでくれるか
まとめ:いつ動くべきか
| 状況 | 推奨アクション |
|---|---|
| 結婚前・妊活予定なし | 最も条件が良い時期。検査予約を検討してもよい時期 |
| 妊活開始を控えている | 開始の3〜4ヶ月前に手術が終わるよう逆算 |
| 妊娠中 | 手術は不可。カウンセリングと情報収集の期間に |
| 授乳中 | 断乳後約3ヶ月から検査予約が目安 |
| 産後・断乳済み | 通院スケジュールを確保して検査予約へ |



参考になれば幸いです!








